17 名前: 図書係り(コネチカット州) :2007/03/19(月) 05:23:47.54 ID:LFqXA+RVO
同級コンビ勝手に投下

『昼休み@』

「うあー!やっと昼かぁー。Bー、屋上でメシ食・・・あれ?今日は酒瓶無いじゃん。饅頭だけ?まさか焼酎持ってきてないの!?」
「応?いやそれがな、昨日教員に見つかってなー、最後通告下されてよ。まぁ、生徒指導のジェロニモじゃなくて良かったぜー。あいつだったら一撃必殺即刻停学だ」
「え・・・どこで呑んでたの?」

「ろーか」

・・・・・・

「かー、バカだねー!そんな教員の居るようなところで呑んでたら、そら見つかるって!」
「うるせーな、考え事してたから気付かなかったんだよ!呑まなきゃ考えなんざまとまらんし」
「ふーん?ボーッとするほど一体なに考えてたんだ?ウィスキーにでも転向するのか?」
「しねーー。あれはどっちかっつーと趣味じゃねぇ」
「じゃああれだ。進路!まだ決め切れてないっつってたよな」「それでもねえ。近くなったけど遠いな」
「なんだよ!まだ遠いのか」
「応。だっtt・・・お、屋上すいてるな」
「いやいやいや、止めるなってー。言えよー!」
「あーーーーーー、まじ?言わなきゃ駄目?」
「まじ。駄目だね」
「あーーー、あーあー。OK、正直言うと」
「言うと!?」


「どうすれば永くお前と一緒に居れるか、考えてた」

「     」

18 名前: きしめん職人(コネチカット州) :2007/03/19(月) 05:25:48.26 ID:LFqXA+RVO
更に勝手に投下

『昼休みA』


「おもしれー顔ー」
「いきなりっ!そ、そのネタはっ//////」
「ネタじゃねぇよ」
「///まじ・・・?///」
「まじまじ。」
「あーー、うぅー」
「ほれほれ、ベンチさくさく座れ。メシ食おう。真っ赤になってるとそれだけで昼休み終わんぞ。あぁ、焼酎に饅頭うめぇ・・・」
「うん、昼休み・・・うん。・・・・・・ってあれ?そのミネラルウォーター」
「焼酎」
「なにしてんだー!?」
「いやぁ、バレなければ停学じゃねぇし。昼飯に水を飲み饅頭を食う甘党の生徒は停学にできねぇし、んでもって俺は一度も焼酎持ってきてないとは言ってない」
「はぁ・・・B、お前神経太いよな」
「おかげさんでなー」
「いばるな」


(・・・停学なんかしなければ学校で堂々近くに居れるのに・・・)

「あぁ、焼酎に饅頭う」
「あ、ジェロニモ」
「!!!!!」
「うそ」
「・・・・・・。」

63 名前: 会社員(東日本) :2007/03/19(月) 22:09:52.68 ID:nifoZuqx0
いつぞやの続き、JOJO!俺はレポートをやめるぞー!提出期限を超越する!

【キュー○ークッキング】
同級生A「じゃ、また明日な。」
同級生B「おう、俺はこのまま新作饅頭買いに行くよ。それじゃな。」
同級生A「…ふぅ…」
(料理…か)

…夜
同級生A「ねぇ、お母さん。その…料理…教えてくれないかな?」
A母  「( ゚д゚ ) あんたが料理なんて!何があったの?」
A父  「( ゚д゚ ) 何かあったらお父さんに言うんだぞ!」
同級生A「あぁ〜もう!///なんでもないよ!ただやってみたくなったんだよ!なんでもない、お休み!」

…深夜
同級生A「あぁ…あんな意地張らなきゃよかった…でも…やらないとな…
     えぇと…あいつ何が好きなんだろうな。酒飲みだから…脂っこいものはやめて…
     よし、頑張るぞ…ぶつぶつ」
(トントン…カツン トン…ガタン カシャカシャ…バシャ)
同級生A「あぁもう!なんで出来ないんだ!料理くらい…私は出来るんだ…ぶつぶつ」
A母  (お父さん、これは…「あれ」だよね?」
A父  (そうだな…「あれ」だな…ふふ、Aもそんな歳か」

65 名前: 会社員(東日本) :2007/03/19(月) 22:30:08.03 ID:nifoZuqx0
【上手に出来…ました…?】

同級生A「…わ、焦げた…もう一回だ。…ん、眩しいな…何z…6時!?
     ど、どうしよう…まだ出来てないよ……うっ…なん…で料理…ぐすっ…も…出来ないんだ…」
A母  「……卵を焼くときは火を弱める、ひっくり返す時はそんなに力を入れちゃ崩れるよ。」
同級生A「!お、お母さん!ぐす…いつ…から?あ、ゴメン…台所使うよね。片づけるよ…はは」
A母  「まだ出来上がってないのにかい?…あんたが人のために料理を作るなんてね…
     こういうときに手伝ってこそ母親ってもんさ、さぁ続けるよ。時間は無いんだよ!」
同級生A「お母さん……うん、ありがとう!」
A父  「ふ…やれやれだぜ」

同級生A「じゃ、いってきます…」
A母  「頑張りな!…ほら、ちゃんと顔しゃきっとしなさい!」

同級生A「…出来たけど、あいつは…食べてくれるのかな…」
同級生B「おう、A。おはよーさん。ん、顔色悪いぞ?大丈夫か?」
同級生A「あ、あぁおはよう。なに、大丈夫だ」
同級生B「そうかそうか、ところで聞いてくれよ。焼酎をペットボトルに入れるというアイディアをだな…」
同級生A「えぇ!?何やってんだお前!」
(…考えがまとまってないのにー!…大丈夫大丈夫大丈夫…ぶつぶつ)
同級生B「ん?おーい、A。…おーいってば。」
同級生A「(…ぶつぶつ)…あ、ゴメン。な、何だっけ?」
同級生B「本当に大丈夫か?風邪でも引いたか?気をつけろよ、この時期は危ないんだから…
     ほれ、これでも使え。っ『マフラー』」
同級生A「あ…うん、ゴメン…(あいつの匂い…ふふっ)」
同級生B「よし、行こうぜ。遅刻はゴメンだからな〜?」

68 名前: 会社員(東日本) :2007/03/19(月) 23:18:12.18 ID:nifoZuqx0
【 決 着 】
同級生A「(よし…いくか)B、屋上…いかない?」
同級生B「お、いいねぇ。ちゃんとペットボトル持って行かないとな」

同級生A「な、なぁB。昨日、他人の料理が食いたいって言っただろ?
     その…なんだ。私の作ったので良ければ…一緒に食べないか?」
同級生B「へ?料理?うん、ご馳走になろうかな。」
同級生A「そ、そうか(良かった…ホントに…)み、見た目はよくないぞ///」
((パカッ)
同級生B「おぉ…これは…それじゃいただきまー。どれからいくかなぁ。(パク)」
同級生A「どう、だ?」
同級生B「…ふふ、やっぱりお前も女の子だな。うん、凄く旨いよ。俺好み、というか酒に合うというか…
     うん、うまいうまい。いやぁ、酒もすすむな!」
同級生A「良かった…ふふ、良かったよ…くぁ…(眠気が…)」
同級生B「ん、眠そうだな。…あれ?もしかして、お前この料理…?」
同級生A「あ、あぁ違うんだ。気にしないでくれ、ちょっt…」
同級生B「ゴメンな、わざわざ…。ちっ、返せる物を今ちょっと持ってないわ…」
同級生A「だ、だから違うってば!気まぐれだよ、気まぐれ。気まぐれで作っただけだよ…」
同級生B「はは、お前らしいな。ありがとな…今はこれで我慢してくれよ(ちゅ)
     残りは今度また焼酎で勘弁してくれ///」
同級生A「………う、うわぁぁぁぁぁぁ!何をしてるんだ、何を!///」
同級生B「…さぁね。さ、食おうぜ?」
同級生A「うぅ///コイツめ…あ…ありがとう///」
同級生B「はは、何でお前が言うんだよ?」
同級生A「くすっ…さぁね?ほら、残すんじゃないぞ!(こうなるなら…ふふ、料理も悪くないな」

なんだ\(^o^)/これ 風呂いってくる

130 名前: ホテル勤務(埼玉県) :2007/03/20(火) 17:24:04.18 ID:EFHSYboC0
男「たまやー!」
女「………」
男「綺麗ですねぇ…」
女「………」
男「…でも、花火に照らされた女さんの方がもっと綺麗です」
女「……///…」
男「ふふ、おおぉ!これは大きい…」
女「………」
男「こうやって二人で花火が見れるのは、幸せですねぇ」
女「………」
男「………」
女「……私は…」
男「え?」
女「…アナタと一緒なら……幸せ」
男「は、はい、そうですねっ!僕も君と一緒なら幸せでいっぱいです」

──どーん!

女「……わぁぁ…」
男「ふふっ……本当に幸せです」

131 名前: ホテル勤務(埼玉県) :2007/03/20(火) 17:40:43.91 ID:EFHSYboC0
男「さあ、花火を肴にお酒でも呑みましょう」
女「………」
男「あれ? 御酒ダメでしたか?」
女「………(ふるふる)」
男「チューハイも用意しましたし、弱いならコッチ呑んでくださいね?」
女「………(こっくん)」
男「うんっおいしい」
女「……(こくこく)」
男「おお、一気に呑みますねぇ……」
女「……ぷはっ…」
男「ん? それ、僕の剣菱じゃないですか?」
女「……ぽー…」
男「…大丈夫かなぁ」

132 名前: ホテル勤務(埼玉県) :2007/03/20(火) 17:41:06.05 ID:EFHSYboC0
──ぼーん!

女「…(ごくごく)」
男「綺麗ですねぇ」
女「ぷはっ…(くいくい)おとこくぅん…」
男「はい?」
女「うにゃー!(だきっ)」
男「わわわっ」
女「えへへ〜、ごろごろにゃー」
男「//////だ、大丈夫ですか?(酔ったらこうなるのか…」
女「うにゃーん!」
男「///ちょっちょっと、そんなに強く抱きつかないでください」
女「う〜? にゃにゃーん」
男「//////………なでなで/////」
女「うにゃぁ…ごろごろ…」
男「ふふっ、まあ、いいか…」
女「うにゃ〜ん」

138 名前: ホテル勤務(埼玉県) :2007/03/20(火) 19:33:09.59 ID:EFHSYboC0
赤点とりすぎ、留年決定\(^o^)/オワタ

男「女さん」
女「…?……」
男「たしか今日は、女さんの誕生日でしたよね?」
女「………」
男「だから、こんなものを用意しました」
女「…っ!……」
男「小さいけれど、手作りケーキです。さあ、一緒に食べましょう」
女「……ボソ…」
男「え?」
女「…あ、ありが…ッグズ…とう……」
男「な、泣かないで下さい! 僕は君の笑顔が見たくて作ったんですからっ」
女「…今まで……」
男「?」
女「……クッキーの上に…蝋燭だけだったから…」
男「じゃあ、毎年作りますよ。それなら、来年からは笑顔が見れますよね?」
女「……ッグズ…グスンッ…(こくん)」
男「泣いてくれるほど、喜んでくれるなんて嬉しいです…なでなで」
女「……ッグズ…ふふ」
男「ふふっほら、食べましょう?」
女「………(こくん)」

162 名前: 酒類販売業(東日本) :2007/03/21(水) 00:29:59.24 ID:mnHPe0L+0
レポートッッ!完ッッ!

【Thanks of lunch】
同級生B「じゃ、また明日な。弁当、ありがとう。」
同級生A「あ、あんなもんでよければいつでも作ってやるよ。お礼…期待してるぜ?」
同級生B「ははは…期待してよ、じゃあ。」

同級生B「(ふぅ…まさか本当に作ってくるとはなぁ…
     勢いとはいえキスしちまったし…やっぱこういうのは酔った勢いでやるべき…
     …でも、あいつの照れた顔…やっぱり女の子だな///…なんてな)」

同級生A「(上手く行って良かった…それに…キ、キスまでされて…くぅ〜
     初キスがこういう形になったけど…進展したってことかな///)」

同級生B「さて…お礼、か。どうしたもんかねぇ…
     @:焼酎と饅頭
     A:焼酎と饅頭
     B:焼酎t(ry   …うーん、どれにするかな…」

164 名前: 酒類販売業(東日本) :2007/03/21(水) 00:57:53.56 ID:mnHPe0L+0
【Troubled…】
同級生B「う〜ん、やっぱこの組み合わせ…いや、よもぎと日本酒は王道すぎる…うーん…
     (ん……待てよ?あいつは慣れん弁当を作ってきたわけで…つまり枠から外れた事をした…
      それに対して普段と同じ事で返すというのはあまりにも粋じゃねぇ……('A`)ピコーン そうだ…!
      フゥーハハハー!そうと決まれば今日は飲むぜ!なぁ、魔王よ!」

同級生A「おっす、おはよう。」
同級生B「ういーす。いやぁ、昨日の晩酌は盛り上がったなぁ…一人で。」
同級生A「一人で盛り上がるってのは…なんか寂しい事言ってないか…?」
同級生B「なぁに、それも楽しみ方さ。あ、ところで…土曜暇だったりする?」
同級生A「土曜…うん、多分大丈夫だな。何?」
同級生B「はは、そっか。いや、内容は言えないんだけどさ…ちょっと付き合ってくれよ?」
同級生A「あ、あぁ…わかった。しかし、なんだ。珍しいな、こういうのは?」
同級生B「まぁまぁ、たまにはいいじゃないか。じゃあ土曜の9時にだな…」

同級生A「B〜、飯食おうぜ、飯。」
同級生B「おう、そうだな。じゃあ…今日は暖かいし屋上だな。俺パン買ってから行くけど…お前は?」
同級生A「いや、私は弁当持ってきてるよ。購買なら私も行くぞ。」
同級生B「弁当…ふふ、そっか。」
同級生A「な、なんだその笑いは!!ほら、購買行くんだろ?置いてくぞ!」

同級生A「やっぱ、もう少し早く火を止めるべきか…ぶつぶつ」
同級生B「……いやー、焼きそばパンと牛乳。饅酎に匹敵するものがあるな…うめぇ…」
同級生A「旨いのかそれ…あ、そうだ。結局土曜日ってどこいくんだ?」
同級生B「ん…あぁ。それはお楽しみ、ってやつだな(頭ぐしぐし)」
同級生A「またそうやって誤魔化す!くそっ!」


197 名前: ディトレーダー(埼玉県) :2007/03/21(水) 11:13:37.53 ID:ZvEW+pTC0
男「え?明日は自分でお弁当を作ってくるんですか?」
女「……(こくん)…」
男「はぁ…もしかして、迷惑だったでしょうか?」
女「……(ふるふる)…」
男「じゃあ、何で…」
女「……秘密…」
男「そう…ですか……(しゅん)」
女「………」
男「………」
女「……なでなで…」
男「!!」
女「………」
男「//////で、では、明日はお互いのお弁当を見せ合いっこしましょう!」
女「………(ふるふる)」
男「………ダメですか?」
女「………」
男「………」
女「……アナタと比べたら…勝てない」
男「でも、僕は君のお弁当が見てみたいです」
女「………わかった」
男「じゃあ、楽しみにしていますね!」


男「ああ、明日は楽しみだなぁ」

女「………笑われちゃう…かな?」

199 名前: ディトレーダー(埼玉県) :2007/03/21(水) 11:28:02.14 ID:ZvEW+pTC0
女「………」
男「これはまた…」
女「………」
男「山菜尽くし…生活の知恵の恩恵ですね」
女「………」
男「全部、自力で集めたんですか?」
女「………(こくこく)」
男「これは……タンポポのおひたしですか?」
女「……(こくん)…」
男「はむ…おお!すごく美味しいです」
女「………」
男「これは、つくしかな?」
女「………」
男「どれも美味しいです!お料理は、やはりお上手ですね」
女「……これは?…」
男「……スイマセンそれだけは無理です本当に勘弁してください」
女「……おいしいのに…」
男「蜂の子とかの昆虫は無理です、原型留めてますし」

207 名前: ディトレーダー(埼玉県) :2007/03/21(水) 12:14:22.76 ID:ZvEW+pTC0
>>201
どうみてもあんたが主役です、本当にありがとうございました


おまけ

男「そういえば…ハチノコも自力で採ったんですか?」
女「………」

269 名前: ディトレーダー(埼玉県) :2007/03/21(水) 21:42:07.56 ID:ZvEW+pTC0
男「女さん…紅葉狩りにビニール袋を持ってきたと思ったら…銀杏集めですか…」
女「………」
男「コッチの袋にはどんぐり…」
女「……こんな子…嫌だよね?」
男「?」
女「…私は…負担だよね? ……私は邪魔だよね? ………男君も呆れちゃうよね? 私は、居ない方がいいよね?」
男「はぁ…何かと思ったら、そんなことですか…」
女「……だって…」
男「僕は、君と居て楽しかったし、これからも一緒に居たい。はぐしたいし、キスもしたい」
女「………」
男「それだけで、十分でしょう? 第一、僕はそれだけで幸せです」
女「………」
男「君は、違いますか?」
女「……(ふるふる)…」
男「それじゃあ、これからも一緒に居てください。お願いします」
女「………」
男「愛しています、これからもずっと…」
女「……私も…」
男「愛してくれて、ありがとうございます!」
女「///……はぐはぐ…」
男「ふふっほら、その前にこれで涙をぬgうわっ──君は、本当に甘えん坊ですね」
女「……ボソボソ…」
男「え?なんですか?」
女「……なんでもない…」

女「……ありがとう…」

半端者ですまなかった

271 名前: 踊り隊(東日本) :2007/03/21(水) 22:50:46.85 ID:2NdtAUf30
【ラストダンス】
同級生B「さて、と。俺らも今日で卒業かぁ…。3年間…思ったより早かった。
     最後の一年は…お前といたから、尚更かな…はははっ。」
同級生A「まぁな…それは私も同感だね。いい思い出ばかりじゃないけど、さ。
     お前の焼酎が見つかって私まで呼び出されたこと…未成年なのに公の場で飲んで補導…
     数えたらキリがないんだけどな…。」
同級生B「はは…そうだったなぁ。お前にも…色々迷惑かけちまったもんなぁ、ゴメンな?」
同級生A「何、もう慣れたよ。」
同級生B「慣れた、か…はははは。そうだ、最後の先生のトコ行ってこようぜ。」

先生  「お前らか、卒業おめでとう。問題児がいなくなると思うと、私も気が楽だよ。
     それと同時に…寂しくなるな、私に突っかかってくる生徒がいなくなると思うと…
     教師が言うことでは無いかもしれんが、二十歳になったら私に連絡を入れろ。その時は一緒に飲もう。
     最も…お前らが覚えていたら、だけどな。はは、それじゃ元気でな。」

同級生A「はは、あの人らしい事言うねぇ。二十歳になったら、か。今更って感じだけどなぁ。…B?」
同級生B「う…くっ、先生…寂しいのは…アンタだけじゃねぇんだよ…くそっ…格好悪ぃな…俺は…ぐすっ」
同級生A「…お前……(抱きっ)…なぁ、B。先生も言ってたじゃないか、『二十歳になったらまた会おう』ってさ。
     アンタがそう思うなら…その時に言えばいい。一生の別れじゃないんだ…そうだろ?」
同級生B「…うっ…うあぁぁああ…」
同級生A「そう思えるほど…いい先生に会えたんだ、私たちは幸せだよ。
     …私は、お前にそう思ってもらえるような人になれたのかな…?」
同級生B「…ばかやろ、そう思ってないと俺は人前じゃ泣かねぇよ…」
同級生A「ふふ、そうか。…ほら、帰るぞ。そんな顔、私以外に見せたくないからな。」

…こんな終わりでいいのかなぁ。