- 57 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 15:07:03.04 ID:loLQaFEj0
- 【君がいるなら☆】
ゆらゆら…
男「ヒップホップかな？」
女「なんかふわふわ。誰？」
男「えっと、ＳＯＦＦetです。君がいるなら☆」
女「☆？」
男「ええ」
男「あー、ふわふわですね」
女「ねー？」
ゆらゆら…
男「……そうですね。僕と君が出会えたのは偶然ですよね」
女「んー……」
男「でもそれからずっと、僕は君に夢中ですよ？」
女「////」
カチ。
ゆらゆら…
- 58 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 15:15:01.41 ID:loLQaFEj0
- 【普通】
男「普通は……」
女「？」
男「好きな人に告白するまでが……とても長くてむずむずする時期なんですよね？」
女「あー、うんうん」
男「ところが僕、君に告白するまで……そんな恋独特のむやむやする時期がなかった
きがします。なんだか初めからこうなることが決まっていたような……や、どきどきはしましたよ？」
女「くすくす。私も。なんだか……自然に男君に愛されるのが必然なんだなぁって……」
男「変ですね、僕ら」
女「ねー？」
ゆらゆら…
ねこ「にゃー」
- 59 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 15:22:32.51 ID:loLQaFEj0
- 【ライブ】
夜中「なぁ」
男「はい？」
夜中「今週の金曜日の夜空いてるか？」
男「え？そうですね……はい、特に予定は」
夜中「そっか、じゃあこれ」
男「？」
夜中「ライブのチケット。あげるよ。彼女と観にきな？」
男「あー、いいんですか？」
夜中「うん。ちょっち余っちまったんだ。貰ってくれよ」
男「ありがとうございます。絶対に行きますね」
夜中「待ってるわ」
男「いらっしゃいませー」
- 60 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 15:27:19.73 ID:loLQaFEj0
- 【どんな？】
男「ただいま」
とてて…
女「おかえり！」
ちゅ！
男「こんなのもらいましたよ」
女「？」
男「夜中さんのライブのチケットです。今週の金曜日お出かけしましょう？」
女「わー！そういうの行った事ないなぁ」
男「そうですね。僕もです」
女「どんなバンド？」
男「えっと……パンクバンドって言ってました」
女「ぱんく？」
男「まあわいわい騒ぐようなのですね」
女「……恐くない？」
男「くすくす……大丈夫。僕が居ます」
なでなで。
女「////」
- 61 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 16:07:30.70 ID:loLQaFEj0
- 【金曜日】
男「えっと……あ、ここだ」
女「ひぅ……なんか恐そうな人が……」
男「すいません。今日ここで……はい、これです」
女「…」
ぎゅっ。
男「わー……こういうところ初めてですね」
女「恐い人いっぱいだよぉ……」
男「そうですねぇ。みんな体すごいなぁ……あ、夜中さんだ」
夜中「！おー！よく来てくれたな！女ちゃん久しぶり！」
女「あ、お久しぶりです……」
夜中「？はは、大丈夫だよ？みんなこんなだけど恐くないさ」
男「ええ。なにがあっても僕がお守りしますよ？」
なでなで…
夜中「なんか違うような……まあいいや、もうちょいまっててな？」
- 63 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 16:44:18.66 ID:loLQaFEj0
- 【飲み物】
男「女さん？何か飲みますか？」
女「ふぇ？」
男「チケットドリンク代付でした。なにがいいですか？」
女「えっと……じゃあね……」
男「はい。コーラです」
女「///」
男「お酒ばっかりでした。みんな大人ですね」
女「すごいねー」
男「ドアを潜れば、そこは別世界。変な感じですね」
女「それ何飲んでるの？」
男「ん？まあいいじゃないですか」
女「？？」
- 65 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 17:42:05.69 ID:loLQaFEj0
- 【スタート】
男「あ、もう始まりますね」
女「わわ、人いっぱい……」
夜中「おら！お前ら！よくきたなぁ！」
男「おお。夜中さんすごいですね」
女「！体すごぉい……」
夜中「それじゃあ今日もいくぜ！ROSSOで、アウトサイダー！」
ドドドドド！！
男「！！」
女「ひゃん！？」
男「わ、すごい！」
女「お、男くぅん！」
ぎゅー！
男「ふふっ、揺れる揺れる……」
夜中「っっしゃぁぁっ！！！」
- 67 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 17:56:54.02 ID:loLQaFEj0
- 【渦まく】
男「わー……汗だくですね」
女「ひぅ、すごいねー？」
男「くすくす。女さんも楽しんでますか？」
女「？男君顔真っ赤だよ？」
男「え？そうですか？大好きですよ？」
女「？？」
夜中「お前ら元気だなぁ！まだまだいくぜっ！」
男「っしゃぁぁっ！」
女「！？」
- 68 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 18:03:10.55 ID:loLQaFEj0
- 【めっ！】
男「うぅ……」
夜中「あはは。男ジン飲んでたのか？バカだなぁ」
女「すんすん……男君死んじゃやぁだ……」
夜中「大丈夫。ちょっと吐けなんとかなるさ」
男「吐きたいな……はい、チャイナ……」
女「ばかばか！男君のばかばか！」
ぽこぽこ！
夜中「ほら、そっとしててあげな？楽屋使ってていいからさ？俺片付け行ってくるね」
ガチャ。
男「……ふふ///大好きだよ///」
女「ばかばか……」
男「あー……ぐるぐる……」
さすさす…
女「お酒くしゃいなぁ……」
- 72 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 18:35:26.69 ID:loLQaFEj0
- 【まったりまったり】
女「大丈夫？」
なでなで…
男「うぅ……まだ少し気持ち悪いですね……」
女「お酒飲んじゃだーめ。もう……」
男「えへへ……すいませんでした……や、でもすごかったですね？」
女「そうだね。みんながおーって」
男「夜中さん曰く、和風らんしど？らしいですよ。なんかティムって人を崇拝してるとか……」
女「そうなの？全然分かんないね……」
男「洋楽はさっぱりです。でも初めの曲はカッコよかったですね。あれならＣＤ持ってますよ」
女「うんうん」
男「帰ったら聴いてみますか……うぇ……」
なでなで…
女「……おばかさん……」
男「/////」
- 74 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 18:42:23.25 ID:loLQaFEj0
- 【場所】
男「……そういえばここは？」
女「夜中さん達の楽屋だって。みんな掃除してるよ」
男「そうですか……よっと」
女「あ、立てれる？」
男「は、はい……なんとか」
ふらふら…
男「すごいですね。サインが壁にいっぱい……」
女「こういうのって読めないのが多いよね？なんて書いてるのかな？」
男「あ、これは？英語だけど読めそうですよ？……僕はわかんないですけど……」
女「えっと……Lars Frederiksen And The Bastards？かな？」
男「おぉ……さすが女さんですね？愛してますよ？」
なでなで…
女「///まだ酔ってる////」
男「ちゅーしていいですか？ちゅー……」
女「やぁだ///お酒臭いもん///」
男「うぅ……」
夜中「おーい。送ってやるよ。男もう歩いて帰れないだろ？」
女「あ、すいません////」
男「だーいすきです……あはは////」
女「/////」
- 76 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 18:50:10.61 ID:loLQaFEj0
- 【風】
夜中「よっと」
ドスン！
男「うぅ……」
女「……荷台……大丈夫ですか？」
夜中「ちょっと冷やしたほうがいいさ。さ、隣乗って？」
女「トラック……」
夜中「でもすごいね……」
女「？」
夜中「や、こんななっても男は女ちゃんのことばっかりじゃん？愛だねぇ……」
女「////」
夜中「どうだった？俺のライヴ」
女「あ、かっこよかったです。恐かったけど……」
夜中「はは、そっか。ありがと。パンクってのは反発の精神だからね？自由な世界……それでも
誰も傷つかない世の中を探してるんだ。見かけがどうこうじゃなく、楽しく笑える音楽……」
女「？」
夜中「おっと、難しいかな？まあいいさ、楽しければ、かっこよければそれでいいんだ。音楽ってのはそういうもんさ」
女「へぇ……」
夜中「っと！ちょっとコンビニ寄るね？」
- 80 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 19:09:00.91 ID:loLQaFEj0
- 【車の中で…】
男「……んん？」
女「あ、起きた？」
男「ここは……？」
女「男君のコンビニの駐車場。夜中さんなんかお店行っちゃったよ？」
男「あらら……僕完全に眠ってましたね。すいません……」
女「くすくす。大丈夫？」
男「ええ。もうなんとか……ちょっと車の中に入ってもいいですか？」
女「？」
バタン。
女「どうしたの？」
男「迷惑かけた御礼です……目を閉じて？」
女「え？……ここで////？」
男「……車の中で……隠れてキスをしよう……」
ちゅっ。
男「……ふふ////」
女「//まだお酒くさいぞ？おばかさん////」
ちゅ！
- 82 名前： 下着ドロ(アラバマ州) ：2007/03/16(金) 19:15:45.96 ID:loLQaFEj0
- 【不良】
男「ただいまー」
ねこたち「……にぃ」
男「ふぃ……」
ぽすん。
女「あ、こーら。そのまま寝ちゃだめ」
男「くすくす。もう３時ですね……随分不良しましたね？」
女「でもすっごい楽しかったね？」
男「そうですね……こういうのもたまにはいいですね。お風呂入りましょうか」
女「今日は別々！」
男「え？なんでですか？」
女「お酒飲んだ罰！もうあんな酔っ払っちゃだめだよ？心配したんだから……」
男「……うん。分かりました。ごめんなさい」
女「わかればよろしい！じゃあ先に入ってくるね？」
男「はい」
女「ふぃ、ほこほこ……あ」
男「ぐぅ……」
女「あーあ。寝ちゃった……今日はだめだめだね？」
ねこ「にぃ」
女「……まあいっか。よいしょ……」
もぞもぞ…
女「おやすみ」
ちゅ！
女「……やっぱりお酒臭い////」
- 115 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 01:58:33.22 ID:SGwn8U0E0
- 【サクラ】
男「あーん」
女「むぐむぐ……んー////」
男「どうですか？自家製プリン美味しいですか？」
女「もっちろん！あい、あーん」
男「しかしびっくりですね」
女「？」
男「や、庭のこの木が桜の木だとは……」
女「あー、そうだね。貧しくても……春はおかーさんとここでお花見してたんだ」
男「今年は僕とですね？」
女「///でもお酒飲んじゃやーよ？」
男「わかってます。ほら、あーん」
女「もぐもぐ……/////」
ねこたち「にゃー」
男「…」（梅酒……）
- 116 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 02:13:58.15 ID:SGwn8U0E0
- 【お気に入り】
女「ゆめーのむこうまでー」
男「…」
女「ぼくーはたびをつづけるーつもりだよー」
男「きみをつれーてー」
女「ふんふーん♪」
男「くすくす。お気に入りですね」
女「ん？うん！」
男「買ってよかったですこのCD」
女「そうだねー」
男「普段はあんまりシングルCDは買わないんですけどね」
女「？なんで？」
男「そのうちアルバムで出ますからね。でも……なんだか惹かれました。女さんのように」
女「////」
男「……I want to call you scarecrow……」
ちゅ。
- 117 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 02:18:35.54 ID:SGwn8U0E0
- 【かみさま】
男「さ、寝ますか」
女「むぅ……」
男「……女さんは」
女「？」
男「神様を信じますか？」
女「神様？うーん……いると……思うかな？」
男「そうですか……」
女「男君は？」
男「僕は……どうでしょうね。先生が死んだときは……そんなもの居ないと思っていました」
女「…」
男「でも、君と出会ったとき……自分勝手にまたその存在を信じたような……わからないですね」
女「そっか……」
男「まあでも、居ようが居まいが……君が居ればそれで天国です」
女「////」
男「おやすみ」
女「おやすみ……」
ちゅ！
- 121 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 03:19:46.74 ID:SGwn8U0E0
- 【春の風】
男「公園デートですね」
女「おべんとおべんとー♪」
男「まだ三月は寒いですねー」
女「そうだねー。マフラーも手袋も現役だねー？」
男「もちろんです。さ、ニットも……///」
女「またぁー？///」
男「だ、だって……女さんが可愛いのがいけないんです///」
男「ちょっと風が強いかな？」
女「マフラーがぶおーって！」
男「ほこりっぽくない？大丈夫？」
女「うん！」
男「けほけほになりそうだったらすぐに言ってくださいね？」
女「///ぽんぽんって///」
男「えぇ。ぽんぽんです」
なでなで…
- 126 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 03:51:29.37 ID:SGwn8U0E0
- 【漫画】
男「着きました」
女「でてきていいよー」
ねこたち「にゃーにゃー」
男「漫画みたいですねー」
女「んー？」
男「や、ランチボックスとねこさんかごをもってピクニック……すごいですねぇ」
女「ふふ、ほんとだねー」
もふもふ…
ねこたち「にぃ///」
男「にしてもこの子達全然逃げませんよね。女さんはすごいなぁ」
女「私だけじゃないよ？男君も居るから……安心してるんだよ」
男「ははっ、そうですね。さ、お弁当です」
女「ねこちゃんたちはかりかりね？今日はおいしいミルクもあるよー」
ねこたち「にぃにぃ！」
カリカリ…
- 127 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 04:00:15.71 ID:SGwn8U0E0
- 【しゅっぱい】
男「お膝にどうぞ？」
ぽふっ。
女「////」
男「はい、あーん」
女「もぐもぐ……んーおいしー///」
男「おにぎりもあーん」
女「もくもく。あぅ、ちょっと塩が固まってる……」
男「あれ？そうですか？」
女「ちょっとだけね？ここだけしゅっぱい」
男「すっぱい？」
女「ううん？しゅっぱい」
男「すっぱい？あ……しゅっぱい？」
女「うん」
男「しょっぱいじゃなくて？」
女「あー……それそれ」
男「しょっぱい……しゅっぱい……すっぱい……」
女「…」
男「……////」
なでなで…
女「？？///」
なでなで…
- 130 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 05:04:23.01 ID:SGwn8U0E0
- 【雲の旅】
男「雲の流れが速いですねぇ」
女「ぐんぐん流れていくねー」
男「あれ、なんか竜みたいですね」
女「ほんとだー」
男「……雲はどこから流れてどこに行くのか……そういううたがありそうですね」
女「そうだねー。絶対あると思う。みんな同じこと考えてそうだもんねぇ」
男「雲はいろいろありますけど、それを見上げる僕らの思いは一つ」
女「そういうことです。だよね？」
男「ははっ」
女「くすくす」
男「さ、昨日のプリンがありましたのでもう一度型に流し込んで見ました」
女「わー……////」
男「ねこさんたちはこちら、牛乳が多めのプリンです」
ねこたち「にゃー……////」
男「くすくす。同じ顔ですね？」
なでなで。
- 132 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 05:33:08.34 ID:SGwn8U0E0
- 【春の花】
男「ちょっと歩きますか」
女「そうだねー。いこっかねこちゃん？」
ねこたち「にー」
男「すごいなぁ……ずっと着いてきますねぇ」
女「かもさんみたいだねぇ？くすくす」
ねこ「にぃ」
とててて…
男「おっと、踏まないようにしないと」
女「ちびちゃんちょっと歩くの遅い子が居るね？抱っこしていい？」
男「ええ。いいですよ。僕も一匹……君だ」
ねこ①「にゃーん」
ねこ②「にーにー」
男「おやねこさんも安心して預けてくれますねぇ」
女「家族だもんねー？」
おやねこ「ごろごろ…」
すりすり。
男「なんでしょうね……ねこのサーカス団みたいですね？」
女「えー？なにそれー。くすくす」
男「や、いるんですよ。そういう団体……君たちもやってみますか？」
ねこたち「にーにー！」
ふるふる。
女「あららー。嫌だってさ？」
男「ふふっ、うそですよ？よしよし……」
- 134 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 06:10:41.32 ID:SGwn8U0E0
- 【蒲公英】
男「あ、芝生がいっぱいですね」
女「すわろすわる！」
男「んー……きもちいいなぁ」
女「膝枕？」
男「あ、失礼します」
ぽふ。
男「ふふっ、女さんの服太陽の香りしますね。くんくん……」
女「///えっちー///」
なでなで…
男「あ、たんぽぽです」
女「あーほんとだー」
男「どれどれ……ねこさーん？」
ねこ「にぃ」
男「ふー」
ほわわー
ねこ「！にぃにぃ！」
くしくし…
男「あはは」
女「あー。めっ！かわいそうだよー」
男「えへへ、すいません。……ふー」
ほわわー
女「ひゃん！」
くしくし…
男「////」
女「ふぃ、いぢわるー///」
くしくし…
- 136 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 06:20:55.96 ID:SGwn8U0E0
- 【いろんなしあわせ】
男「ぽかぽかですねー」
女「ねー」
なでなで…
男「こんな晴れた日に、綺麗な芝生で可愛い女の子の膝枕。もふもふのねこたちと
太陽の香りとなでなでと……どれだけ幸せなんですかねぇ？僕は……」
女「///だーいすき///」
なでなで…
男「さあ交代です」
女「えっとねー」
男「んー？」
女「膝枕じゃなくてもいーい？」
男「え？もちろんですよ。仰せのままに……」
女「じゃあね、抱っこ！もちろん座ったままでねー？」
男「はい」
ぽふん。
女「//////ぎゅーってしてー？」
ぎゅー。
女「////なでなでもー///」
なでなで。
男「ついでにすりすりもですねぇ」
すりすり…
女「///しあわせだねー？」
男「うん」
すりすり。
ねこ「ｚｚｚ……にぃ」
- 137 名前： サンダーソン(千葉県) ：2007/03/17(土) 06:40:13.57 ID:SGwn8U0E0
- 【トワイライト】
男「……ん……ふぁっ？」
女「あー？起きた？」
男「あれ？寝てましたか……ふぁー」
女「くすくす。あ、動かないで？」
男「え？あ」
女「ねこちゃんたちも男君のお腹の上で寝ちゃったんだー」
ねこたち「ｚｚｚ…」
男「もう夕日がでてますねぇ……」
女「まっかだねー」
男「僕長い間寝てたみたいですね。すいません……」
女「いいよ？枕を堪能できましたー。でもちょっとさみしかったかな？」
男「あらら……それじゃあ埋め合わせしないといけないですね」
女「うんうん」
男「お顔をこちらに……」
女「んー……」
ちゅっ。
男「…」
女「……ん……」
ちゅっ……ちゅ……
男「……いつもより長いキスでしたね」
女「//////」
男「夕日綺麗だなぁ……」
- 183 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 20:48:31.42 ID:rz6SlHMa0
- 【携帯】
男「…」
女「あ、うごかないでよぉ……えい」
男「んー」
女「どう？」
男「耳すっきりです。ありがとうございます」
なでなで…
女「////」
女「あれ？」
男「？どうしました？」
女「携帯電話は？最近見ないような……」
男「え？ああ。解約しましたよ」
女「！なんで？」
男「君と居ると、あんなもの必要ないです」
女「でも連絡……」
男「家は歩けば近いし、なにか緊急なことがあればバイト先から電話できます
それにほら、黒電話もあるじゃないですか」
女「あれは……電話代払ってないよ？」
男「あ、そうですか。……まあいいです。さ、交代です。おいで？」
女「…」
ぽふ。
- 184 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 20:51:40.24 ID:rz6SlHMa0
- 【隠れて】
男「…」
ぽんぽん。
女「……すぅ……」
男「……寝ましたね？」
女「……ん……くー」
男「ふふっ、相変わらず可愛いなぁ……さ、お布団です」
ぽふっ。
男「……そーっと……」
ねこ「にゃ？」
男「！しー……僕のお姫様を任せましたよ？それじゃ……」
カラカラ…
ねこ「……？」
女「すぅ……」
- 185 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 20:54:21.56 ID:rz6SlHMa0
- 【ガガガガ】
男「よっと……」
男「はーい、工事中ですよー」
男「ふぅ……あ、休憩ですか？」
男「おつかれさまでーす」
カラカラ…
男「……ただいま……」
女「……ん……くぅ」
男「ふふっ、……くんくん……あー、ちょっと汗臭いな……シャワー浴びてから寝よう……」
ねこ「ふぅー……っ」
- 186 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 21:02:12.57 ID:rz6SlHMa0
- 【寝不足】
男「ぐー……」
女「……んー……ふぁ？」
女「男くぅーん？」
ゆさゆさ…
男「ぐぉー……」
女「……起きない……学校遅れるよー？」
男「ぐー」
女「こーら！」
ぽこぽこぽこ！
男「ふぁ！？」
女「遅刻するよ？」
男「あ……うぅ……そっか……ん、朝ごはん作りますね？」
女「！どうしたの？目の下くまできてるよ？」
男「え？あ、ああ……なんでもないですよ？さ、おはよう……」
ちゅっ。
女「……ん……」
男「朝ごはん作りますね……よいしょっ」
のそのそ…
女「…」
ねこ「にぃ？」
- 187 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 21:16:02.13 ID:rz6SlHMa0
- 【…】
男「…」
女「もぐもぐ……」
男「……はっ！……」
女「……大丈夫？」
男「え？あ、大丈夫ですよ？あーん」
女「……もぐもぐ……」
男「ふぁ……洗濯……」
女「今日は私の番だよ？」
男「え？あ、そうでしたっけ？」
女「うん」
男「じゃあお願いします……うー」
女「…」
じゃぶじゃぶ…
女「……なんかおかしいよねー？」
ねこたち「にー」
女「……あれ？この服……昨日きてたやつ？なんか……泥？」
女「……んー？」
じゃぶじゃぶ…
- 189 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 22:02:40.32 ID:rz6SlHMa0
- 【隠してる】
女「ねーねー？」
男「……！は、はい？」
女「……何か隠してない？」
男「え？や、何をですか？」
女「男君の服。すっごい泥だらけだったよ？」
男「あ、ああ。昨日ですね。女さんが寝静まってから、ちょっと外にでたんです」
女「なんで？」
男「実家でですね。ちょっと野良仕事がありまして」
女「夜中に？」
男「えぇ」
女「……ほんとに？」
男「ほんとです」
女「…」
男「さ、遅刻します。ちょっと早足で行きましょう」
- 190 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 22:07:37.41 ID:rz6SlHMa0
- 【案の定】
男「……ぐー……」
先生「……はぁ」
女「うぅ///」
女「男君……大丈夫？」
男「……すいません……」
女「私も手伝うよ？一人で頑張らないで？」
男「やや、本当に大丈夫ですよ？ただ……こうやって昼休みに膝枕でもしてくれたらそれで……」
女「…」
男「ぐぅ……すー」
女「……全然起きない……なんかひっかかるなぁ……」
同級生Ａ「あれ？どうした？授業始まるよ？」
女「あ、うん……すぐ行くね？」
同級生Ａ「……？」
同級生Ａ「で、戻ってこなかったわけなんだけど……」
同級生Ｂ「いいんじゃね？たまにはサボりたいんだろ？」
- 191 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 22:10:13.78 ID:rz6SlHMa0
- 【クエスト】
男「さ、もう寝ましょうか」
女「……ん」
男「おやすみなさい」
女「おやすみ……」
男「…」
女「……すー……」
男「……」
ギシ…
ねこ「にぃ」
男「しー……」
カラカラ…
女「……出かけた？」
ねこ「にぃ」
女「……一緒に来てくれる？」
ねこ「にぃ！」
- 193 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 22:15:51.70 ID:rz6SlHMa0
- 【目撃にきゅん】
女「あぅ……」
ねこたち「にぃ？」
女「……どこ行ったか分かんないね……よく考えたら」
ねこたち「にーにー」
女「ん？」
ねこたち「にー！」
女「え？こっち？」
ねこたち「にぃ」
女「……知ってるの？」
ねこたち「……にぃ」
女「工事現場？」
ねこたち「にー！」
女「え？……あっ」
男「はーい。通りまーす。ご苦労様でーす」
女「……男君……なんでこんな所に……」
ねこたち「にぃ……」
- 198 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 22:54:29.14 ID:rz6SlHMa0
- 【初めてのケンカ①】
カラカラ…
男「……うん、よく寝てる……」
なでなで…
男「ふぁ……シャワーシャワー……」
女「…」
男「あ、おはようございます」
女「…」
男「？」
女「……昨日は何してたの？」
男「え？あ、ああ昨日も実家に――」
女「うそつき！」
男「！」
女「……工事でしょ？」
男「え？や、なんでです？」
女「……ねこちゃんと行ったもん。昨日の夜……着いて行ったの！」
男「あ……そ、そうですか……」
女「なんで？なんでそんなことしてるの？」
男「…」
- 199 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 22:55:41.20 ID:rz6SlHMa0
- 【初めてのケンカ②】
女「なにか欲しいものがあるの？だから……あんな時間まで働いてるの？」
男「……えっと……」
女「教えてよ！……言ってよ……お金なら……なんとかするから……なんで何も言ってくれないの？」
男「……いいじゃないですか。ご飯食べましょう？」
女「！よくないよ！」
男「いいんです。わかってるなら……僕だって眠いんです。早くご飯食べちゃいましょう」
女「……なによ？なにそれ！もういい！！！バカ！！！」
男「！？」
たったった…
男「…」
ねこ「……にぃ」
女「男君のバカ……なんで何も言ってくれないの！！」
男「……はぁ……」
- 201 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 22:58:58.94 ID:rz6SlHMa0
- 【スキマ】
男「…」
女「…」
男「女さん、お弁当……」
女「いらない。パン買ったもん」
男「…」
同級生Ａ「なになに？」
同級生Ｂ「おぉ……これは……」
男「…」
女「さようなら」
男「あ、ちょっと」
女「用があるんで先に帰ります。……ふん」
男「…」
同級生Ａ「うっわ……」
同級生Ｂ「こう……背中がむずむず……」
女「……大っ嫌い……なんで……くすん」
男「……はぁ」
- 202 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:01:51.44 ID:rz6SlHMa0
- 【それでも僕は】
男「…」
女「ごちそうさま。おやすみなさい」
男「あ、ちょっと待って」
女「…」
ぱたん。
男「…」
女「……ひっく……」
男「……行ってきます」
女「何で……何も言ってくれないの？」
男「…」
女「好きだよ？私……ちゃんと愛してるよ？」
男「…」
カラカラ…
女「……ぐすっ……」
ねこたち「にゃーん……」
ぺろぺろ…
男「……すいません。もう少し……あとちょっとなんです」
- 203 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:07:50.42 ID:rz6SlHMa0
- 【先輩として】
夕方「男～？」
男「……あ、はい？」
夕方「どうしたんだい？なんか最近……にょろ～んてしてるよん？」
男「そうですか？」
夕方「うんうん。なんだいなんだい？」
男「……その……」
夕方「あー……なるほど」
男「確かに黙って働く僕もいけないかもしれませんが……」
夕方「それだけ女ちゃんは男のこと心配してるのさ。でもなんでそんなに働くのさ？」
男「誰にも言いません？」
夕方「うんうん」
男「……実はですね……」
夕方「……///////」
男「そういうわけです」
夕方「/////やや////やー……///」
男「ですから、今はなんとも……」
夕方「そっか///そりゃあいえないなぁ////で、あとどのぐらい？」
男「や、もう貯まってます。でも……まだ日にちが」
夕方「いつなのさ？」
男「三日後です。それまでは……辛いですね」
夕方「うん……でも頑張りな？絶対喜んでくれるさ～。ね？」
男「……はい……」
- 204 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:11:34.12 ID:rz6SlHMa0
- 【決戦は日曜日】
女「…」
男「ただいま」
女「…」
男「…」
女「おやすみ」
男「待って」
ぎゅっ。
女「……何？」
男「……明日。お出かけしませんか？」
女「お仕事は？また今日も行くんでしょ？寝たほうがいいよ」
男「もう大丈夫です。……心配かけてすいませんでした」
女「…」
男「明日。全部話します」
女「……ん」
女「……明日……男君の誕生日……あれ？」
- 207 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:17:07.62 ID:rz6SlHMa0
- 【１８歳①】
男「おはよ……！？」
女「お誕生日。おめでと！」
男「わわ……ケーキですか？」
女「ふふっ、頑張ったよ？男君みたいに……上手じゃないけど……」
男「いやいや！ありがとうございます！！」
女「……はい」
男「これは？」
女「プレゼント。開けて？」
男「……うん」
ガサガサ…
男「！これ……」
女「えへへ///」
男「……iPod……た、高かったでしょう！？こんな……」
女「ずっとこつこつ貯めてました。……お金なんて簡単に貯まるの」
男「…」
ぎゅー。
女「だから……無理して働かないで。……そんなことして……体壊したらどうするの？」
男「……女さん……」
女「お誕生日おめでと。１８歳だね？ちょっと大人……」
男「…」
ぎゅー。
- 208 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:21:58.24 ID:rz6SlHMa0
- 【１８歳②】
男「さ、準備はできましたか？」
女「……なんでこんなに正装なの？」
男「なんでもです。行きますよ」
女「……どこ行くの？」
男「女さんの……お母さんの所です」
女「！？」
男「何度かお墓参り行きましたよね？そこですよ」
女「？？？なんで？」
男「……どうしても……そこじゃないと嫌なんです」
女「…」
男「着きました」
女「……おかーさん……こんにちは」
男「さて……」
男「女さん」
女「？」
男「ちょっとお母さんとお話してもいいですか？」
女「え？あ……うん……？」
男「……女さんの……お母さん。こんにちは、僕です。何度か挨拶は来ましたが……
改めまして。女さんとお付き合いさせていただいている、男です」
女「…」
- 210 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:25:53.94 ID:rz6SlHMa0
- 【１８歳③】
男「女さんと出逢って……２年とちょっと経ちました」
男「今は二人で暮らしていて……とっても幸せです」
男「……最近ちょっとだけケンカしました」
男「僕の所為です。僕が……女さんに黙って無理をしていました」
男「すいません。心配はかけないって……約束を交わしたのですが、こればっかりは……」
男「……今日で僕は１８歳になりました。女さんから……素敵なプレゼントも貰いました」
男「少し大人です。これで僕も……責任がとれる年齢です」
男「……」
男「女さんには申し訳ないのですが……１８歳の誕生日は、どうしても欲しい物があったんです」
女「……え？」
- 211 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:27:23.91 ID:rz6SlHMa0
- 【１８歳④】
男「やっと……僕はこの言葉が言えます」
女「何？」
男「娘さんを……僕にください」
女「！」
男「女さん。手を出してください」
女「えっ？……ん……」
- 213 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:29:40.86 ID:rz6SlHMa0
- 【この日のために】
男「…」
女「……え……あ……これ……え？」
男「寝てる間に……調べました」
女「え……だって……こんなの……」
男「やっとお金が貯まったんです。でも……安物ですけどね？」
女「や……あ……あの……」
男「女さん」
女「……はい……」
- 214 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:30:18.01 ID:rz6SlHMa0
- 【プロポーズ】
男「僕と……結婚してください」
女「……はいっ！！」
- 216 名前： 都会っ子(アラバマ州) ：2007/03/17(土) 23:33:46.17 ID:rz6SlHMa0
- 【二人。】
男「……ＯＫですか？」
女「……当たり前……当たり前だよ！！！大好きっ！！！」
ぎゅー！
男「おっと。はい……大好きです」
女「うぁっ……わぁぁぁっ……」
男「…」
ぽんぽん。
女「ひっく！お、男君っ！！……ひっく……」
男「やっと二人です。僕と君は……夫婦ですね？」
女「うんっ！夫婦！！……おかーさん……私……うぁぁっ！！！」
ぎゅー！
男「……おかあさん……そういうことですけど……いいですよね？」
男「……はい。もちろん。大切にしますよ」
女「大好き……ずっと……大好き！！」
ちゅっ。
- 234 名前：愛のVIP戦士 ：2007/03/18(日) 01:09:23.48 ID:qWRtqBvt0
- 【新しい帰り道】
女「抱っこ抱っこ！」
男「えぇ。もちろんですよ。よいしょっ」
女「////だーいすき///」
男「愛しています。ずっとずっと……仲のいい夫婦でいましょう？」
女「うんっ！」
ぎゅー。
男「涼しくなってきましたねぇ」
女「もうこたつも毛布も……マフラーも手袋もしばらくは要らないね？」
男「帰ったらお掃除しますか？家の衣替えです」
女「いいねー。お布団も薄いのにしようね？」
男「////はい////」
女さんを抱いて…桜も散った道を歩きました。思い出をひとつ。また作りました。
お母さんのお墓のある、きれいな丘で…涼しい風とともに、僕たちは夫婦になりました。
大好きです。
- 235 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 01:13:51.05 ID:qWRtqBvt0
- 【大きなプレゼント】
男「……ん？」
女「あれ？誰かな？」
男「あの……」
配達「あ、ここの人？」
女「？そうですけど？」
配達「あー、よかった！お届け物です！」
男「？」
男「わわ、何ですかこれ？」
配達「さあ？僕は持ってきただけですから……ここに判子かサインを」
女「え？あ、はい……この名前は？」
男「？あ！……おじいちゃんですね」
配達「あとは……バースデーカードですね。はい」
男「あ、はい。ありがとうございます……」
男「おじいちゃんからの誕生日プレゼントみたいですね」
女「あー……おっきーダンボールだね？なにかな？」
男「よっと……？？？なんか木の板がいっぱい……あ」
男「……作ってみますね」
- 236 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 01:18:14.94 ID:qWRtqBvt0
- 【二人の為に】
男「こっちの板がこうなって……」
女「これはー？」
男「ん？こっちですね。こら、引っ掻いちゃだめですよ」
ねこ「にー」
女「わぁ……」
男「……ベッドですね」
女「///すごいすごい！」
ぽふんぽふん！
男「そうですねぇ。なんか……////」
女「でもなんでベッドなのかな？」
男「んー……あ、バースデーカード……」
男「何々？……誕生日おめでとう……このベッドで……大人になったんだから……！！！」
女「？」
男「/////お、おじいちゃん////」
ぐしゃぐしゃ。
女「？？？なんて書いてたの？」
男「な、なんでもないです/////バカだ/////おじーちゃん/////」
女「？ほらほら！ぎゅーってして？」
ぽふぽふ！
男「////」
- 237 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 01:25:55.46 ID:qWRtqBvt0
- 【夫婦の】
女「すごいねー///」
ぎしぎし…
男「そうですねぇ」
女「……えい！」
男「おっと！」
ぼふん！
女「えへへ////押し倒しちゃった///」
男「////」
女「……夫婦なんだね」
男「……えぇ……」
女「…」
男「…」
ちゅっ。
女「……えっちなこと……してみる？」
男「……えっ？」
女「もう……大人でしょ？」
男「……でも……」
女「…」
ちゅっ。
女「……怖くないよ？」
男「…」
女「お風呂入ろっか？」
男「……はい」
- 238 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 01:27:39.41 ID:qWRtqBvt0
- 【初夜】
女「……んっ」
男「…」
男「大丈夫？」
女「た、たぶん////」
男「////うん……」
女「んっ！」
男「…」
ぎゅー！
男「……ん……っ」
女「ふぁ……っつ……あぅ」
ちゅっ…
- 239 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 01:32:00.30 ID:qWRtqBvt0
- 【夜風】
男「…」
なでなで…
女「……////ふふ///」
男「大人……ですね///」
女「///」
なでなで。
男「体は？なんともないですか？」
女「うん////ちょっと痛かったけど……うれしい痛みだったよ///」
男「……ありがとう。とっても……気持ちよかったです」
女「///はぐはぐ////」
ぎゅー…
男「風が強いですね」
女「……うん」
男「……ほんとに……大人になりました」
女「？」
男「昔はこうやって……夜に吹く風が怖くて、何度も布団に潜りました」
女「…」
男「でも今じゃ……こうやって君を抱いている。とっても嬉しいです」
女「幸せだね？」
男「はい」
ちゅっ。
ねこたち「にぃ」
- 249 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 02:17:52.30 ID:qWRtqBvt0
- 【就職】
男「んー……」
女「どうしたの？」
男「や、そろそろ就職先を探さないといけないかと思いまして……」
女「？まだ五月だよ？」
男「こういうことは早いほうがいいでしょう？どうしたものか……んー」
女「抱っこー」
ぽふ！
女「にゃんにゃん」
すりすり…
男「/////」
女「どんなお仕事でも……ずっと一緒だからね？あんまり無理しちゃやだよ？」
男「はい、わかってます」
なでなで。
女「私も働くよ？」
男「んー……出来たら女さんにはおうちを守っていてもらいたいのですが……」
女「だって男君ばっかり苦労させたくないもん」
男「でもこれから……できたら子供も欲しいですし///」
女「///」
男「女さんにはおかあさんをしてもらいたいですね」
女「おかーさん？私が……おかーさんかぁ///」
男「ふふっ、おかーさん？」
女「おとーさん？」
男「////」
なでなで。
- 251 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 02:32:58.78 ID:qWRtqBvt0
- 【就職活動】
男「というわけなんです」
店長「あー……」
夕方「大変だねぇ」
夜中「俺はなんにも考えてないけどなー」
男「やはり……高卒程度じゃあろくな就職先もないんですよねぇ」
店長「？僕も高卒だよ？」
夕方「私は大学行ってるけど働く気ないよー」
夜中「俺は中学すら行ってないよ」
男「…」
男「あ、なんかなんとかなりそうな気がしてきました」
店長・夕方・夜中「「「うんうん」」」
- 254 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 02:41:18.52 ID:qWRtqBvt0
- 【夏】
男「最近は夜が涼しくなりましたねー」
女「そうだねー」
ねこたち「にゃー」
男「もう薄いブランケットだけで眠れそうですね」
女「ちょっと寒くてもぎゅーってするから大丈夫！」
ぎゅー。
男「あはは。そうですね」
なでなで。
女「ねー？けほ、けほっ！」
男「あらら」
女「けほけほ！」
男「さ、吸ってください」
女「すぅ……ふぅ、けほ」
ぽんぽん。
男「なんか……だんだんけほけほになる回数減ってきましたね？」
女「けほっ、そうだねー。なんでかな？けほけほ」
ぽんぽん。
男「やはり食事とかに気をつけるといいんでしょうか？」
女「もしかしたら男君のぽんぽんのおかげかも？」
ぽんぽん。
男「ふふっ、ならずっとこうしててあげますよ」
女「///なでなでも！」
なでなで。
ぽんぽん。
ねこたち「にゃー」
- 291 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 05:59:12.83 ID:qWRtqBvt0
- 【iPod】
男「～♪」
女「ふたり～のては～♪」
ゆらゆら。
男「女さんからのプレゼント……二人でいっぱい聞けていいですね」
女「うん！」
男「ちょっと録音がめんどくさいですけどね？」
女「？そのコンポじゃだめなの？」
男「あ、知りませんでしたか。うん、パソコンで録音するんですよ」
女「！」
男「くすくす。大丈夫。おかげで実家に足を運ぶ回数が増えて親も喜んでくれてますよ？」
女「……ごめんなさい……なんにも知らなかった……」
男「こら。そんな顔しないで？」
ぎゅー。
男「何にも気にすることなんてないですよ？僕は嬉しいんですから」
女「でも……」
ぷにー。
男「そんな顔するなー。のびのびー」
女「ふぇー。////」
男「ふふっ、可愛い可愛い」
なでなで。
女「……うちにもぱそこんあったらいいのにね？」
男「うーん……どうでしょうね？僕は要らないですよ？」
女「私もよくわかんないや」
男「ねぇ？これと君とねこさん。それだけで十分です」
女「///ちゅーして？」
ちゅー。
- 292 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 06:03:27.37 ID:qWRtqBvt0
- 【成長】
男「ぐおー」
女「えいっ！」
ぽふん！
男「！ふぁ……」
女「あーさーだよ！おねーぼーさん？」
すりすり。
男「ふぁ、あらら……もうこんな時間ですか」
女「さ、朝ごはんできてるよ？」
男「いただきまーす」
女「はい、あーん」
男「もごもご……んー」
女「どうですか？」
男「うん！とっても美味しいです。上手くなりましたねー」
なでなで…
女「////」
男「女さんは飲み込みが早いですからね。教える僕も楽しいです」
女「えへへ///あーん」
男「ぱくっ」
女「もっともっといろいろ覚えるね？」
男「うれしいですねぇ」
なでなで…
ねこたち「カリカリ……」
- 293 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 06:08:04.58 ID:qWRtqBvt0
- 【カメムシ】
男「この時期は洗濯物もし易いですねぇ」
女「よく乾くし夜も遅いし……節約節約♪」
男「さ、干し終えました」
女「うぁーん」
男「？どうしました？」
女「服にカメムシ飛んできたよー」
男「あらら、えいっ！」
ぴん！
女「くんくん……あぅ……」
男「ありゃ、手遅れでしたか……」
女「くさぁい……ねこさんほら？」
くんくん。
ねこたち「ふぃっ！」
くしくし！！
男「あははっ」
男「ほら、こっちに着替えちゃいましょう」
女「そうだね」
ぬぎぬぎ…
男「……////」
女「？どうしたの？」
男「///まだちょっと女さんの裸を見るのは恥ずかしいですね//」
女「////ばか////」
男「えへへ////」
ぎゅー。
- 294 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 06:13:32.89 ID:qWRtqBvt0
- 【喫茶店①】
男「暑くなりましたねぇ」
女「そうだねぇ……ふぃ」
男「今日はお給料も出ましたから、ちょっと贅沢しますか？」
女「うんうん！」
男「あ、そこの喫茶店寄りませんか？」
女「さんせーい」
カラン…
マスター「いらっしゃいませ」
男「あ、大丈夫ですか？」
マスター「えぇ。そちらへ」
女「わー、綺麗なお店だねー」
男「そうですねぇ」
マスター「ご注文は？」
男「そうですね……僕はアイスコーヒーとホットツナサンド貰えますか？」
女「私はオレンジジュースとチョコパフェ！」
マスター「はいはい……」
男「……結構高齢のマスターですね」
女「一人でお店をしてるのかな？」
- 296 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 06:26:21.80 ID:qWRtqBvt0
- 【喫茶店②】
男「あ、なんかいい匂いがしてきませんか？」
女「くんくん……ほんとだ///」
マスター「はい、おまたせしました。ツナサンドとチョコパフェです」
女「わぁ……美味しそう！」
男「おー。これは確かに……」
マスター「ささ、冷めないうちに」
男「もぐもぐ……」
女「どう？」
男「！なんですかこれ！？こんな美味しいの……食べたことないです！」
女「そんなに？あーん」
男「ほらほら」
女「はむっ。もぐもぐ……！ほんとだ！すっごい美味しい！」
マスター「はは、そうですか。ありがとうございます」
男「パフェも一口いいですか？」
女「うん！はい、あーん」
男「ぱくっ、……！すっごい生クリームがクリーミーです！」
マスター「そうでしょう。自家製ですので……」
- 297 名前： 入院中(千葉県) ：2007/03/18(日) 06:26:50.87 ID:qWRtqBvt0
- 【喫茶店③】
男「ふふっ、生クリームついてますよ？」
女「男君もケチャップ……ちゅ！」
マスター「はは、仲のいいご夫婦ですねぇ」
男「////それにしても本当に美味しかったです。全部マスターの手作りですか？」
マスター「えぇ。家内に死なれてからはずっと私一人でやっております」
女「あー……」
マスター「さ、お口直しにうちの裏庭で取れたアーモンドです。今年は収穫が早くて……」
男「あ、どうもありがとうございます」
女「ぽりぽり……！さっぱり塩味で美味しいね！？」
男「うんうん。まるで売り物のようですね」
マスター「ははは……」
男「すごいですねぇ。全部お一人で？はぁー……」
マスター「まあ、のんびりやってきましたよ」
女「これからもちょくちょく来てみようよ？」
男「いいですね。お値段もそんなに高くないし」
マスター「はは、ありがとうございます……でもすいません」
男「え？」
- 307 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 10:24:27.19 ID:BzaJtyQE0
- 【喫茶店④】
マスター「実は……といいますより、見て分かられると思いますが、もう
私一人ではこのお店は切り盛り出来ないんです」
女「ふぇ？」
マスター「それに客足も昔に比べて減りました。……この辺で潮時かと思いまして、
今年中にもここのお店を閉めて息子夫婦の世話になるんです。ですから
……折角できたお得意さんには悪いのですが……」
男「……そうですか」
女「その息子さんたちは継がないんですか？せっかくこんなに素敵なお店なのに……」
マスター「息子ももういい歳です。ちゃんと仕事を持って孫も居る。そんな幸せな家庭が
あるのにこんなお店を継げなどとはいえません。さ、コーヒーのおかわりをお持ちしましょう……」
男「…」
スタスタ…
- 308 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 10:27:10.26 ID:BzaJtyQE0
- 【喫茶店⑤】
男「…」
女「残念だね……？」
男「女さん……」
女「？」
男「なんか僕、燃えてきました」
女「え？」
マスター「さ、おかわりを――」
男「ここを継ぐ人が居れば、このお店は無くならずに済むんですね？」
マスター「え？」
女「男君？」
男「……僕に……僕にそのお話詳しく聞かせてもらえませんか？」
女「！」
マスター「！なんと……」
- 309 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 10:34:42.14 ID:BzaJtyQE0
- 【喫茶店⑥】
マスター「……と言いますと？」
男「僕に……是非やらせてください。このお店を……預けてもらえませんか？」
女「え！？」
マスター「……はは、これは面白いことを言われますねぇ……嬉しいですが……」
男「本気です。もうすぐ僕は高校を卒業します。ちょうどお仕事を探していた所なんで……
こちらからお願いしたいぐらいです。お願いします！」
マスター「……」
男「さっき食べたツナサンド、自家製の生クリーム、アーモンド、そしてこのコーヒー……どれ
をとっても、ここでお店の歴史が終わるなんて哀しすぎます。夫婦で頑張ってきたお店なら、
なお辞めちゃうのは勿体無いと思いますが？」
女「ちょ、ちょっと男君！悪いよ……」
マスター「……若いんですから、もっといい仕事がありますよ……」
男「いいえ。どうしてもここで働きたいんです」
マスター「……失礼ですが料理の経験は？」
男「その辺のファミレス。家庭。飲食店には負けない自信があります」
マスター「と言っても接客も……」
男「コンビニで働いています。勝手は違うかもしれませんが……続けられます」
マスター「しかし……お一人では……」
男「…」
女「……あ」
女「わ！私も！私もここで働く！」
- 310 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 10:43:01.98 ID:BzaJtyQE0
- 【喫茶店⑦】
男「！」
マスター「なんと……」
女「私も男君と一緒に働きたい……お手伝いしたいです」
男「女さん……」
マスター「…」
男「……よろしくお願いします！」
マスター「……幾らも払えませんよ……？」
男「……大丈夫です」
女「な、慣れてます！」
マスター「あなた方が描いているような楽しいものではないかも……」
男「女さんさえ居れば」
女「男君が一緒なら……」
マスター「……本気ですかな？」
男・女「「はい！」」
マスター「……はは、これは……まいりましたねぇ……」
男「……」
女「……ん」
- 311 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 10:54:04.79 ID:BzaJtyQE0
- 【内定】
マスター「…」
男「…」
マスター「……来週の日曜日……同じ時間に来れますかな？」
男「！は、はい！」
女「！」
マスター「まだお二人は高校生ですよね？卒業するまでは、アルバイト扱いに
させてもらいますがいいですかな？」
女「も、もちろんです！」
男「よろしくお願いします！」
マスター「はは、この老いぼ
れに……またやることができるとは、こっちがお礼を言いたいぐらいですよ」
男「頑張ります！ね？」
女「うんっ！」
マスター「……若い頃の私達そっくりですね……さ、コーヒーが冷めないうちに」
男「いただきます」
女「男君、ミルクとってー」
そんなこんなで、僕は就職先を見つけました。古ぼけた建物の一階、町並みから少し外れた
所にある小さな喫茶店。…女さんと二人でお仕事です。
- 312 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 11:07:40.33 ID:BzaJtyQE0
- 【夫婦で一つ】
男「……よかったですね」
女「うん！頑張ろうね？」
男「でも……女さんはいいんですか？」
女「なにが？」
男「や、僕と一緒とはいえ……」
女「？一緒だからだよ？」
男「あ……」
女「抱っこー！」
ぴょん！
男「おっと……うん。そうですね」
女「夫婦で頑張ろうね？私もお料理お手伝いするよ？」
男「うん。可愛いウエイトレスさんになって、お客さんをいっぱい連れてきてくださいね？」
女「////」
すりすり。
男「さ、早く帰りましょう。ねこさんたちがお腹空かせてまってますよ」
女「あのねー？帰ったら……ごにょごにょ」
男「うん？うん……////わかりました///明日もおやすみですからね///」
女「///だーいすき！」
男「僕もです」
すりすり。
- 313 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 11:13:22.38 ID:BzaJtyQE0
- 【退職】
男「そういうことで……今年いっぱいまでは働けるとは思うんですが……」
店長「うんうん！よかったじゃないか！」
夕方「喫茶店かぁー。おしゃれだねぇ！？」
夜中「すげーなぁ……」
男「すいません。なんか勝手に……」
店長「何を言ってんだい！僕らも嬉しいに決まってるだろう！？頑張りな！
応援してるさ！」
夕方「うんうん！私も通うさー！」
夜中「店でライブのチケットさばいてくれよ？」
男「はは、ありがとうございます」
店長「さ、じゃあ年内はじゃんじゃん働いてもらうよ？ほら、仕事仕事！」
夕方「にょろー」
夜中「ういっす」
男「はい。……みなさんありがとうございます」
- 335 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 17:47:28.68 ID:BzaJtyQE0
- 【日曜日】
男「こんにちはー」
女「おじゃましまーす」
マスター「おーおー、おはよう」
男「おはようございます」
マスター「それじゃあ……さっそく制服を用意したので、それに着替えてもらっていいかな？」
女「はぁーい……！これですか？」
マスター「うん。私の奥さんの昔使っていたのを、息子のお嫁さんに縫い直してもらったんだけど……
お気に召さなかったかな？」
女「そ、そんなことないです///着替えてきます！////」
男「？」
マスター「どうかね？」
男「わぁ……なんか、喫茶店！って感じですね」
マスター「はは、よく似合ってるよ。さ、女さんは……」
男「あ、さっきは見えなかったんですけど、どんな服なんですか？」
マスター「……おぉ」
男「？……！！」
女「////メイドさん！」
- 337 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 17:51:10.46 ID:BzaJtyQE0
- 【感激】
男「…」
マスター「うんうん。とっても可愛いね」
女「////えへへ////」
くるくる…
女「スカートひらひらー///ねぇねぇ？どう？男君？」
男「かっ……感激です……だ、抱きしめても？」
女「！」
マスター「うんうん」
男「ささ、こちらへ」
女「////」
とてて…
ぎゅー。
男「/////わー///可愛いなぁ///」
なでなで。
女「///男君もカッコいいよ？」
男「そうですか？ありがとうございます。……////」
なでなで。
マスター「はは、これは想像以上にお似合いのお二人ですねぇ」
男「はい//僕もびっくりです///」
なでなで…
女「なですぎだよぉ///でももっと！」
なでなで…
- 339 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 18:03:44.68 ID:BzaJtyQE0
- 【テスト】
マスター「じゃあ珈琲の淹れ方から……」
男「はい」
マスター「……そうそう。上手いねぇ」
男「そうですか？まあ、慣れてますから」
マスター「じゃあメニューですぐに出来そうなのはあるかい？」
男「……んー……恐らく……全部できますよ？」
マスター「！はは、言ってくれるねぇ……じゃあテストしようか。メニューから
好きな三品を作ってもらえるかい？私が実際に食べてみよう」
女「あ、私も食べる！お手伝いしようか？」
男「いえ、テストなんで一人で大丈夫です。そこに座って待っててください？」
女「はぁーい」
マスター「……おぉ……手際がいいねぇ」
女「男君は料理とっても上手いんですよ？毎日毎日……美味しすぎてきゅんきゅんしちゃうんです///」
マスター「はは、ラブラブですねぇ」
女「////」
男「さ、完成です」
マスター「！」
女「わぁ！」
男「とりあえず、定番のナポリタンとミックスサンド。デザートにチョコパフェと
プリンがあったのでア・ラ・モードを作りました。珈琲とオレンジジュースと一緒に……」
マスター「……見た目は合格ですね。それじゃあ味は……」
女「いただきまーす！」
- 340 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 18:10:35.51 ID:BzaJtyQE0
- 【完璧超人】
男「ほら、ケチャップ」
ふきふき…
女「////」
男「くすくす。あまえんぼさんは治りませんねぇ？」
マスター「……うんうん……」
男「どうですか？野菜なんかも新鮮なのが揃っていましたので……女さんのように
喘息やアレルギー体質のある人でも食べてもらえると思いますが……」
マスター「……本当に学生かい？」
男「はい、一応」
マスター「……うん。文句なしです。この調子で頑張ってください」
女「！」
男「！ありがとうございます！はは、なんか……恥ずかしいですね////」
マスター「というか、珈琲もそうですけど……初めてこうやってお客にだすとは
思えませんね……ほんとに何もしてなかったんですか？」
男「えぇ。高校に入って、女さんに食べてもらおうとますます腕が上がりましたからね」
女「////」
なでなで…
男「愛の力は偉大です。ねー？」
女「ねー？にゃんにゃん……」
すりすり。
マスター「はは、これはこれは……とにかく料理は合格。あとはメニューと価格を
覚えてもらって……一応接客も練習しましょうか」
- 341 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 18:17:04.12 ID:BzaJtyQE0
- 【これはこれで】
女「い、いらっしゃいませー」
女「ごちゅっ……むぐむぐ、ご注文はお決まりですかぁ？」
女「よいしょっ、お待たせしましたー///」
女「コーヒーのお代わりいかかですかー？あちち……」
女「ありがとーございましたー！」
女「……どうですか？」
マスター「ん……ちょっとぎこちなくて……」
男「まあ、ＯＫとは言いがたいですが……」
マスター・男「「これはこれで」」
女「/////」
- 342 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 18:27:43.90 ID:BzaJtyQE0
- 【実戦】
マスター「それでは、実際にお客さんを入れてみましょうか。丁度
開店時刻ですし、どうでしょう？」
男「え？あ、大丈夫かな？」
女「や、やってみるだけやってみます！」
マスター「うんうんその意気です。それじゃあ開店ですね。看板を出してもらっていいですか？」
カラン…
女「いらっしゃいませー！」
お客「！あれ？マスター？」
マスター「これはこれは。新しい従業員です。どうぞよろしくお願いします」
女「よろしくお願いします///」
お客「へぇ……じゃあまだお店は？」
マスター「えぇ。続けますとも。続けられるなら……いつまでもしたいと思ってましたから」
お客「そっか！よかったよかった……よろしくね。小さなメイドさん？」
女「/////」
お客「それじゃ、珈琲と……お腹空いたんでエビピラフでももらおうかな？」
女「はい！かしこまりましたー！男君！」
男「はい」
お客「……厨房の子も？」
マスター「えぇ。なんとあの歳でご夫婦なんです」
お客「？あの歳？」
マスター「まだお二人とも高校生です。卒業まではアルバイトですが……」
お客「！？マ、マスター……料理大丈夫かい？」
マスター「えぇ。まあ、食べてみてください……」
- 343 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 18:54:06.20 ID:BzaJtyQE0
- 【二代目①】
女「お待たせしましたぁ。んしょ」
お客「//ありがとう//」
男「お客さんに出すのは初めてなので……感想を聞かせてくれたら嬉しいです」
お客「ふふ、僕は辛口だよ？あんまり酷いとお金払わないで帰っちゃうかも……」
マスター「えぇ。お気に召さなければそれでも構いませんよ？」
男「マ、マスター//」
お客「どれどれ……」
男「…」
お客「……んｎ……」
女「どきどき……」
マスター「どうですか？」
お客「…」
- 344 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 18:54:31.39 ID:BzaJtyQE0
- 【二代目②】
お客「……二代目襲名だねぇ……これからも通いましょう」
男「！ほ、ほんとうですか！？」
女「！」
マスター「そうでしょうそうでしょう……」
お客「いやいや、お世辞じゃなく美味しいよ？まだまだマスターには敵わないけど、珈琲だって
君のような若い子が淹れたとは思えないくらい……うん。安心したよ。この店をよろしくね？」
男「は、はい！」
女「頑張ります！」
カラン…
女「あ、いらっしゃいませー！」
お客「……若い頃の――」
マスター「家内そっくり？」
お客「あ、ふふ。マスターも？そうだよなぁ……奥さんそっくりだよ。いい子達を
見つけたねぇ……ほんとによかったよ。ここの珈琲がまだ飲めるなんて」
マスター「えぇ。こうなったら墓まで持って行きますよ。もう……ここはなくなりません」
- 347 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 19:06:24.13 ID:BzaJtyQE0
- 【反省】
男「それじゃあ、また来週でいいですか？」
マスター「うん。君たちも学校はちゃんと行くんだよ？」
女「はーい！」
男「はい。じゃあ、失礼します」
女「お疲れ様でした。これからもよろしくお願いします！」
マスター「うん。よろしくね？」
男「ふぅ。どうでしたか？初めてのアルバイトは？」
女「えっとぉ……緊張したけど楽しかった///」
男「そうですね。僕もお金を貰うために料理をしたのは初めてでしたから……
いつも以上に神経を使いましたね」
女「うふふ///頑張ろうね？」
男「えぇ。女さんも可愛かったですよ？」
女「////」
男「さ、頑張ったご褒美に、抱っこしても？」
女「えー？でも男君も頑張ったんだし……！そうだ」
男「？」
女「よいしょっ」
男「んー？」
女「///がんばりましたね？」
なでなで。
男「あ、これは……うん。頑張ったよ？」
女「ふふ、えらいえらい……もっとぎゅーって！」
ぎゅー。
なでなで…
- 348 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 19:09:52.92 ID:BzaJtyQE0
- 【雨雨…】
男「あー、もう最後の夏休みですねぇ」
女「そうだねぇ……」
男「その前に梅雨ですねー」
女「もう三日も降ってるねぇ」
男「暇ですねぇ」
ねこ「にゃぁーん」
女「学校休みだと……雨降ってたらやることないねぇ？」
男「そうですねぇ……」
女「……よいしょっ」
ぽふ。
女「にゃんにゃん」
すりすり。
男「///やっぱりこうですね///」
女「だーいすき！///にゃー」
ねこたち「にぃ」
ごろごろ…
- 350 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 19:15:51.85 ID:BzaJtyQE0
- 【昼寝】
男「折角の休日にお昼寝……まあいいか」
女「雨だもん。しかたないよ？」
男「ちょっと寒いですね。もっとこっちに……」
すすす…ぎゅー。
女「あったかい？」
男「うん。ぬくぬくだよ」
女「///」
ねこたち「にゃー……」
男「？あ、君たちも寒い？……おいで？」
ねこたち「にぃにぃ」
もぎゅぎゅ…
女「あー。こーら、男君と私の間にはいっちゃだーめ！」
ねこたち「にぃ？」
男「くすくす。独り占めですか？」
女「///だってー///」
男「いいじゃないですか。たまにはこうやって……家族みんなでお昼寝です」
女「えへへ///」
男「…」
女「…」
ちゅっ。
- 351 名前： 養蜂業(関東地方) ：2007/03/18(日) 19:22:19.68 ID:BzaJtyQE0
- 【ねこのて】
ちゅっ、ちゅ…ちゅ。
男「……ん……ふふ、キスたくさんですね？」
女「///休日はいっぱいキスするんだ///だーいすき///」
ちゅ。ちゅっ…
男「ふふ、愛してるよ？」
女「/////もっと、けほ！」
男「あ」
女「けほ！けほけほっ！」
男「ねこさん？ちょっとのいてもらいますよ……さ、吸って」
女「けほけほ！すぅ……」
ぽんぽん。
男「よしよし……辛くない辛くない……」
ぽんぽん。
女「……けほ」
ねこたち「にゃぁ」
ぽふぽふ。
男「？」
ぽふぽふ。
女「？けほ、ねこさんもぽんぽんしてくれてるの？けほけほ」
男「……お母さんが苦しそうだから……家族みんなで励ましてるんですよ？」
ぽんぽん。
ぽふぽふ。
女「////みんなありがとう////みんなだーいすき///」
ぽんぽん。
- 386 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 00:25:11.09 ID:u/gzrLMr0
- 【西瓜】
男「女さん女さん」
女「んー？」
男「これなーんだ？」
女「！すいか！？」
男「えぇ。庭で作ってたのが実りました」
女「すごーい！」
男「さ、さっそく頂きましょう」
男「しゃりしゃり……」
女「んー、あまぁい///」
男「うんうん。おいしく育ってくれましたね？」
女「まふふぁーふぁひにほぉもっへひほーほ？」
男「くすくす。含んだまましゃべっても分かりませんよ？ほら、口の周り」
ふきふき…
女「///マスターたちにもおすそ分けしようね？」
男「はい」
- 391 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 00:35:22.85 ID:u/gzrLMr0
- 【おすそ分け】
男「というわけでして」
店長「おーこれは立派な西瓜だね」
夕方「うんうん！」
夜中「すげーなぁ……家庭菜園か？これ」
男「一応一人お一つづつお持ちしたのですが……」
店長「わー！何個できたんだい？」
男「庭一杯にできちゃいました。あとはトマトとキュウリ。茄子もできちゃいました」
夕方「ほほー？すごいねぇ」
男「土がいいんでしょうかね？」
夜中「心をこめて作ったからじゃねーの？」
夕方「あっは！夜中がそんなこと言ってもなんか変だね！」
夜中「うっせ///」
男「あはは」
- 392 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 00:39:25.47 ID:u/gzrLMr0
- 【新メニュー】
男「とまあそんなわけでして」
マスター「はは、これは立派な夏野菜ですねぇ……」
男「もしよければ、これでなにか作れませんかねぇ？」
マスター「いいですね。沢山スイカがありますし……スイカのシャーベットでも作りますか」
男「あー。茄子でパスタでもいいですよね？」
マスター「うんうん」
男「ということで期間限定メニューです」
お客「ほー……うんうん。いい香りと色どり……やっぱ才能があるよ君は」
女「えへへ///自慢の旦那さんですもん///」
男「///」
お客「ははっ、これから暑くなるってのに……いただきます！」
- 393 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 00:43:21.82 ID:u/gzrLMr0
- 【あー夏休み】
男「さあ、夏休みまであと少しです」
女「楽しみだねー？」
ゆらゆら…
男「海にお祭りに……女さんの誕生日もありますし、最後にいっぱい思い出作りましょうね？」
女「うん！」
男「この椅子も一年を通して大活躍ですねぇ」
ゆらゆら…
女「年中にゃんにゃんできるもんねー？」
男「///そうですね///」
ねこたち「にぃ」
男「……でもさすがに暑いですね」
女「がまんがまん……にゃんにゃん……」
男「///」
ゆらゆら…
- 397 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 01:21:35.70 ID:u/gzrLMr0
- 【明日から】
男「おはようございます」
女「おはよー」
男「あーん」
女「もぐもぐ……明日から夏休みだねぇ」
男「そうですね。待ちに待ってました」
女「ふふ///楽しみー♪」
男「宿題もないし、存分に楽しみましょう」
女「みんなは受験で忙しいんだよねー？」
男「えぇ。でも僕たちはすぐにお仕事ですからいいんですよ」
女「そーかな？」
男「そーです。はい、あーん」
女「むぐむぐ」
男「ねこさん、じゃあいってきます」
女「いってきまーす」
ねこたち「にー！」
- 398 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 01:27:40.86 ID:u/gzrLMr0
- 【いたずら】
ねこ①「にぃ」
ねこ②「にー？」
ねこ③「にぃにぃ」
ぽふぽふ！
ねこ④「にぃにぃ」
くいくい…
ねこ②「にー？」
ころん。
おやねこ「Zzz…」
ぴちゃぴちゃ…
ねこ①「！にぃ！」
ねこ③「///」
ぴちゃぴちゃ…
ばしゃー！
おやねこ「……？……！にぃー！？」
ねこ①「んゃー///」
ねこ②「///」
ごろごろ…
- 399 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 01:38:00.83 ID:u/gzrLMr0
- 【終業式 夏①】
先生「まあ高校最後の夏休み。遊ぶのもいいがしっかり勉強しろよ？」
生徒「はーい」
男「さ、帰りましょうか」
女「うん！」
先生「あ、ちょっと男」
男「？なんですか？」
先生「お前あの喫茶店で働いてるんだってな」
男「！あ、はい」
先生「マスターは元気か？」
男「そうですね。まだまだ現役ですよ？」
先生「そうか……俺も若い頃よく通ったもんだ。頑張れよ」
男「はい。先生もよかったら来て下さいね？」
先生「おう。わかってるとも」
- 400 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 01:39:45.72 ID:u/gzrLMr0
- 【終業式②】
女「せんせーなんて？」
男「喫茶店のことです。来てくれるそうですよ」
女「！///恥ずかしいよぉ///」
男「？なんでですか？」
女「だ、だって///メイドさんだもん///」
生徒「「「！！！！！！！？？？？」」」
男「あはは。大丈夫ですよ。とっても可愛いんですから」
なでなで…
女「そ、そうじゃなくて///」
同級生A「……すげーな……メイドか」
同級生B「巫女のお前が言ってもなぁ……あ、沖縄行こうぜ？」
同級生A「！な、なによいきなり///」
同級生B「最後の夏休み。泡盛買いにだよ」
同級生A「…」
- 403 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 01:54:11.63 ID:u/gzrLMr0
- 【楽しみ】
男「帰ったら素麺食べましょうか？」
女「うん！」
男「それと……梅酒が飲み頃のはずです」
女「あー。お酒はだめだよ？」
男「……ちょっとだけ……」
女「……ほんとにちょっとだけだよ？破ったら許さないからね？」
男「あはは。うん、わかってます」
なでなで。
女「///なでてごまかしてもだーめ///」
なでなで。
女「あちゅいねー」
男「……ちゅい？」
女「////つまったの！もー！」
ぽこぽこ！
男「///かわいい///」
ぽこぽこ！
同級生A「……あ、あちゅいねー」
同級生B「え？焼酎？くれるの？」
同級生A「…」
ぼこ！
同級生B「エフッ！！」
- 405 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 02:00:58.60 ID:u/gzrLMr0
- 【へべれけ】
男「ただいまー」
女「ただい……」
おやねこ「……にゃん」
男「？どうしました？」
女「んー？なんか申し訳なさそうな泣き声だねー？抱っこ？」
ひょい。
おやねこ「にゃーん……」
ねこ①「……ひっく……」
ふらふらー…
男「！な、なんか千鳥足……！！！まさか！」
ねこたち「にゃぁーん///」
男「あ……あああ……」
女「？あー！床がびしょびしょ！……梅酒？」
おやねこ「……にぃ」
男「……全部……どばー……っ」
女「こら！だめでしょー！おばかさん！」
ねこたち「にぃ？」
女「あーあ……雑巾……？男君？」
男「……掃除しますか……」
女「うん？」
男「ねこさんたち……今日はご飯抜きです」
ねこたち「！！」
女「あれ？怒ってる？」
同級生B「！なんか……美味そうな香りが……」
同級生A「？くんくん……？？」
- 406 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 02:08:24.90 ID:u/gzrLMr0
- 【残り酒】
男「あー……」
ゆらゆら…
女「ふふ、そんなにショック？」
男「……はい……あんなにあったのに……グラス一杯……」
女「わるいねこちゃんですねー？」
ぽこ。
ねこたち「にゃん……」
女「よいしょ」
ゆらゆら…
女「ほら、そんな顔しないのー」
なでなで。
男「……そうですね。しかたないですよね」
女「それだけ楽しもうね？」
男「うん。ぐっ……ぷはー……我ながらいい出来ですねぇ」
女「どれどれ？」
くぃっ
- 407 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 02:09:53.60 ID:u/gzrLMr0
- 【効果】
男「あ」
女「……ふぃ……////これなら飲めそう///」
男「でしょー？折角女さんとしっぽり楽しもうと思ってたのに……」
おやねこ「にぃ……」
男「…」
女「////にゃんにゃん///」
すりすり。
ちゅっちゅ！
男「/////」
女「しゅきしゅきー////」
男「///そっか///こうなるんですよね////」
ちゅっちゅ！
すりすり…
男「…」
女「もっとちゅっちゅー///」
ちゅっちゅー。
男「////とまりませんねぇ///」
なでなで…
女「にゃー///」
かぷ。
男「はぅ////」
女「はむはむ……ちゅー」
男「///」
- 408 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 02:17:37.61 ID:u/gzrLMr0
- 【明日】
男「さ、今日はもう寝ましょう？」
女「ふふ、わくわくするねー？」
男「えぇ。朝一で電車で、ちょっと時間が掛かりますからね。早く寝て早く起きましょう」
女「////」
男「さ、おいでおいで？」
女「にゃーん」
ぽふ。
女「涼しいねー？」
男「そうですね。薄着で寝るのは……いいものです///」
女「///」
ちゅ！
女「……したい？」
男「//きょ、今日は寝ましょう////」
女「へっへー///うそだよぉ！男君のえっちー////」
男「あ、このー」
こちょこちょ
女「きゃははっ！やーめーて///えい！」
かぷ！
男「ひぅ///」
ぎゅー！
男「……おやすみ」
女「……ん……」
ちゅっ。
- 417 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 03:03:09.05 ID:u/gzrLMr0
- 【待ちきれず】
男「くぅ……」
女「ふぁ……んー」
ゆさゆさ。
男「……んん？」
女「おきてー」
ゆさゆさ…
男「ん……ふぁ……おはようござ……あれ？まだ４時じゃ……」
女「////我慢できなかった///」
男「……くすくす、そうですね。起きましょうか」
女「///」
ちゅっ。
男「ふー……朝のお風呂は気もちいいですねぇ」
女「くすくす。今から海に行くのに変だねー？」
男「ふふっ、さっぱりしてからゴーですよ。さ、体洗いましょう？」
女「///ぬるぬるー///」
男「///」
男「お弁当作りましょうか」
女「おー！」
男「じゃあおにぎりを任せてもいいですか？」
女「どんとこい！」
男「僕はおかずを……よっと」
- 418 名前： 留学生(千葉県) ：2007/03/19(月) 03:14:27.95 ID:u/gzrLMr0
- 【出発】
男「うん。お弁当できました」
女「水着もおっけー！」
男「帽子も被って……」
女「ねこちゃんかごも持って……」
ねこたち「にゃん？」
男・女「「しゅっぱーつ！」」
男「朝は涼しいですねぇ」
女「ねー？」
ねこたち「にゃー」
男「丁度始発に乗れますね。ねこさんたちも静かにしててね？」
ねこたち「にぃ」
女「ふふー////」
男「結構大荷物ですね」
女「帰り大変かなー？」
男「どうでしょう？女さんが疲れて寝むらなければ……」
女「あー！また子供扱いしてるー！大丈夫です！」
男「ふふ、どうだか？」
ねこたち「にゃーん」